はじめに
初めての仕事で人間関係に失敗しました。うつ状態にもなりとても苦しかったです。
つらかった思いを忘れないように、教訓としても書こうと思います。
良くも悪くも、変わってから数ヶ月。
だんだんと嫌な思い出を忘れようと、薄めようとしているのがわかります。
きっと同じように悩んでいる人も多いと思うから、励みになるといいです。
初めの三ヶ月ですでに失敗していました…
簡単に説明すると…
入社一年目。少人数の部署に配属。
事務は全部で3人だけど、私が同じ仕事をするのは、その内の一人のA先輩。もう一人は別の仕事。
だから、私にとっては
たった一人そのAさんしかいない状態。
だからわからないこととかは全部その人に聞くしかない。
はじめのうちは、
A先輩の仕事はテキパキしているし、
話してくれるときはわかりやすく教えてくれたり、
本当に完璧な先輩で、
すごいなあ、こんなふうに仕事できるようになりたい、周りから信頼されたい
って思っていました。
でも、時間がたつにつれて、三ヶ月ほど経つと、
結局はその人が完璧すぎて自分と合わず、(たぶんですが「何でこんなこともできないの?」という感じです)
嫌われてしまい、めちゃくちゃ居心地が悪くなってしまいました。
そしてストレスでだんだんと体調にも変化が。
その後半年くらいは何とか、
「新人だから仕方ないか」「次から気をつけて」というふうに、何とかそれでもやってこれたのですが、
(きっと自分が悪いし、自分が改善すればきっと見直してくれると思って頑張っていました)
ですが、その年が終わる頃になっても全く改善されず、
それどころか
「もうこんなにたつのにまだできなくてどうするの?」
みたいな(自分としては気をつけて早め早めに行動しているつもり)ことを言われることが増えてきました。
今思えば、
「こっちは(先輩の方は)この時期にはこれをやるのが当たり前なのに遅い」
って思われていたんじゃないかな
と思います
言われていることは理解できるし、
確かに自分が悪いなっていうこともありますが、
でも注意の度に毎回イライラした顔をされ、強く怒られました。(基本は二人きりの時に)
やっぱりそんな事が続くと
つらくてしょうがなくて、
体調も悪くなっていきました。
主に動悸と頭痛がひどく、
ほかにも涙がでる、
眠れない、起きれない生活になりました。
A先輩に何か言われると、
動悸が止まらなくなって
何も考えられない。
頭痛も起きるし涙も止まらなくなる。
仕事どころじゃない。
そんな感じになってしまいました。
(誰かに相談もできなかったし、泣きそうになったらすぐに席を離れていました)
でもそれは会社に行けなくなるとか、
仕事ができないとかではなかったので、
うつかもしれないと病院にいくのも違うと思い(実際考えましたが)
誰にも言えず、過ごしていました。
本当につらかったです。
産業医のストレス相談を決意
ストレスの続く生活を続け、
三月頃になりましたが、唯一希望があったのは部署異動でした。
もしかしたら自分か先輩が
部署異動になるかもしれない。
そうしたらストレスからも解放される。って淡い期待していました。
ですが、夏頃にあった部署替えの希望には何も書かなかったためか、
2年目も部署が変わらず、人も変わらないことが決まってしまいました。
それを知り、もう1年この人と一緒になんて絶対無理。
と強く思って、仕事をやめることまで考えました。
(実際はずっと毎日毎日考えていましたが、それにはリスクもあるし、親にも伝えなきゃいけないし、と理由をつけてどうしても踏み出せませんでした)
そんなときに、
以前ストレスチェックを会社で行った時のパンフレットを見て、
産業医によるストレス相談があることを思い出し、
面談を希望することにしました。
面談の申し込みにはめちゃくちゃ緊張しましたが、
お昼当番で一人になるタイミングがあったため、
この機会を逃したら絶対何も変わらない
と思い、そのときに勇気を出して申し込みをしました。
申し込み後2週間ほどで産業医の先生と面談ができ、
(人間関係のことを全て言うのは後々怖かったので)主に業務のストレスで体調がよくないことを中心に話しました。
それを機に、何度か上司や総務とも面談をして部署変更へ。
相談から3ヶ月目から部署を変わることができ、
もうすぐ数ヶ月たちます。
新しく覚えるのは大変ですが、
前と比べて雰囲気も良く、
優しい方ばかりで、とっても楽に過ごせています。
勇気を出してよかったこと
無事に部署替えまで辿り着きましたが、
今思うことは、
あのとき産業医面談で言われたことが
私を前にすすませてくれたってことです。
「このまま放っておいてもよくなるわけじゃないし、
何かを変えないとね」
と。
そもそも面談をしたのも、仕事をやめたいと思っていたから。
面談して会社に知られればやめやすいだろうって思いもありました。
(正直、面談と言っても、ストレスの話を聞くだけで、
特に会社側で行動は起こされないだろうなって勝手にあきらめていました。)
でも、行動したことでどんどんと話が進みました。
心からよかったって思います。
もし面談希望をしていなかったら、
どうなっていたのだろう。
といつも考えます。
きっと今もつらい思いをしているだろうし、
毎日毎日やめる方法を考えるだけで終わっていたんだろうと思います。
だから、
もし同じように悩んでいる人がいたら、
こういう変化もできるって知ってもらいたいです。
もちろんやめてもいいし、
逃げてもいいと私は思うし、
そういったことが自分だけじゃないって
思ってもらえたら良いと思います。
それで、あんまり自分が悪いとは思わない方が良いです。
私もそうでしたが、
先輩と上手くいかないのは、自分が悪いと思っていました。
たとえば、
挨拶がしっかりできていないかも。
とか。
もっと話しかけるべきなのかな。
とか。
大変そうだから手伝えることあるか聞いた方が良いかな。
とか。
いろいろ自分が改善できそうなことはやりました。
でも、結局はお互いに合わなかったんだと思います。
というか、気づいたらもう嫌われていたので、何をしようが何を言おうが、
毎回いらっとした顔をされ、こっちをほとんどみようとしない。
返事もろくにしてくれない。
(ちなみに他の人にはすごく愛想良くて信頼されていました)
だからこわかった。
本当に自分にだけにだったから。
誰にも言えないし、もし言ったとしても、あなたが悪いんじゃない?って思われそうだし。
先輩のこの対応の差に周りが気づいていないのが本当にこわかったです。
(今思うと、お局さんとかみたいな、絶対に嫌われてはいけない人だったのだなと気づきました。)
だからもう、
自分が悪いとしても、相手も悪い。
そう思うしかなかったんです。
そうして半年ぐらい頑張りました。書いているだけでつらいですね。
合わない人とは合わないんだって
ある意味覚悟をもったほうがいいんです
そんな感じで嫌な一年となったんですが、
逆に今は
ちょっとしたことでありがたいなあ。とかうれしいって思うことができています。
たとえば
挨拶をちゃんと返してくれるだけでも。
(ほんとにA先輩は2人きりの時はしてくれなかったので…)
ちょっとしたミスはちゃんと謝ったら
理解してくれることとか。
大丈夫だよって言ってくれたりとか。
本当に心が温まります。
(前はAさんのやり方に合わないと
すぐ強く注意されていたし、
そもそも普段からイライラされていて
常に気が張っていたので)
嫌な状態のときは、
どうやっても嫌でしかないです。
でも、変わってみると、抗体がついてます。
その嫌だった過去と比べて、
本当によかったって感じられます。
いやでも比較しているんです。
前向きに捉えれば、苦労を糧にすることができるっことなんだろうな。
今はまだ嫌な思いがたくさん残っていますが、
将来この一年のことは、
話の種にするつもりで、
経験値になった。とそんな気持ちでいようと思っています。
つたない文章でしたが読んで下さってありがとうございました。
自分の心を整理するつもりでも書きましたが、少しでも誰かを勇気づけられたら幸いです
コメント